7月24日、午前のドルは155円後半から前半を上下動する展開となった。写真は米ドルと日本円の紙幣。北京で2022年9月撮影(2024 ロイター/Florence Lo)/>
[東京 24日 ロイター] - 午前のドルは155円後半から前半を上下動する展開となった。来週の日銀会合を控えて、円売りポジションを圧縮する動きが加速しているといい、一時155.08円と6月初旬以来1カ月半ぶり安値をつける場面もあった。
市場では「7月につけた直近安値や一目均衡表の雲の下限など、テクニカル的な下値めどを割り込んできたことで売りが強まっている」(国内証券アナリスト)面を指摘する声も出ていた。
クロス円も軟調。特に、中国景気の不安が売り手掛かりとなっている豪ドルは102円半ばへ続落し、4カ月半ぶり安値を更新した。
米商品先物取引委員会(CFTC)がまとめたIMM通貨先物の非商業部門の取組状況によると、投機の円売りは今月に入り、2007年に記録した過去最大に匹敵する水準まで積み上がっていた。
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