日本製鉄は7月23日、中国の宝山鋼鉄(宝鋼)と折半出資の合弁事業、宝鋼日鉄自動車鋼板有限公司(BNA)について、持ち分を全て宝鋼に譲渡し、合弁を解消することで宝鋼と合意したと発表した。写真は日本製鉄のロゴ。都内で4月撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)/>
Kuniko Mutoh
[東京 23日 ロイター] - 日本製鉄は23日、中国の宝山鋼鉄(宝鋼)と折半出資の合弁事業、宝鋼日鉄自動車鋼板有限公司(BNA)について、持ち分を全て宝鋼に譲渡し、合弁を解消することで宝鋼と合意したと発表した。
BNAは、自動車向けの冷延・溶融亜鉛めっき鋼板の製造・販売を手掛ける。2004年に中国で設立され、24年8月29日が経営期間の満了期日となっていた。
日鉄は、関係当局の承認取得などを条件に、経営期間の満了をもって合弁を解消することで宝鋼と合意したとしている。