マトリックス法によるテクニカル分析(2024/7/19)円建て史上最高値トライしそう【楽天ウォレット】/>
本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
総合評点は4.0。前回「少なくとも990万円、できれば1030万円を抜ければひとまず底固めに成功したと言えそう」と申し上げたが、いずれもクリア。あとはダブルトップのネックラインをクリアに抜ければ、更新できるかは別として円建て史上最高値トライが見えてくる。移動平均線やMACD、ボリンジャー辺りも上昇トレンド継続を示唆。
なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSDのチャートはこちらご参照ください(リンク先はTradingView社のサイトです)。
前回、「860万円で底を固めたというためには、少なくとも6月7日からの半値戻しの990万円、できれば前回の戻り高値1030万円を抜ける必要がある」と申し上げたが、どちらもクリア。860万円で底を確認した格好。
次のレジスタンスは5月と6月の高値のダブルトップのネックライン1040万円だが、上髭ベースでは若干上抜けている。ここをクリアに抜ければ、半値戻しは全値戻しの格言に従い1124万円の円建て史上最高値が見えてくる。
高値を更新できるかは不明だが、トライはしにいきそうな格好だ。