マースGHD <日足> 「株探」多機能チャートより/>
上場企業は業績の見通しに慎重な姿勢を示す一方で株主還元を重視する姿勢は崩していない。25年3月期は不透明な為替動向や海外景気の減速懸念などを背景に、全体の最終利益は減益を見込むが、配当は4割を超える企業が増配する方針を示している。
本特集では、配当利回りが高水準で、かつ今期に最高益更新を見込んでいる企業に注目した。6月27日に配信した時価総額1500億円以上の銘柄を対象とした「配当利回り“3%超”の【最高益】リスト〔第1弾〕30社選出」に続き、今回は27日時点の時価総額が400億円以上1500億円未満の3月期決算企業を対象に、(1)25年3月期の配当利回りが3%を上回る、(2)今期の経常利益が過去最高益を更新する見通し、といった条件を満たす32社を選び出し、配当利回りが高い順に記した。
なかでも、連続して増配している企業は、株主還元に積極的で減配リスクが少なく、今後も安定した配当が期待できる銘柄として注目したい。
いつでも確認することが可能です
WikiStock APP