商船三井は31日、2025年3月期の純利益予想を2150億円から3350億円(前期比28.0%増)に上方修正した。都内で2020年9月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)/>
Atsuko Aoyama
[東京 31日 ロイター] - 商船三井は31日、2025年3月期の純利益予想を2150億円から3350億円(前期比28.0%増)に上方修正した。コンテナ船の需給逼迫で、運賃が前回発表時の想定を上回って推移しているため。為替の前提を円安方向に見直したことも影響する。
IBESがまとめたアナリスト11人の予測平均値2622億円を上回った。
営業利益見通しは前期比51.3%増の1560億円で、従来の1520億円から修正。売上高見通しは同11.5%増の1兆8150億円とした。従来は1兆8000億円だった。為替の前提は1ドル=140円から150円に見直した。
日本郵船、商船三井、川崎汽船の海運大手3社は2017年にコンテナ船事業を切り出して統合。それぞれ持ち分法適用会社にしている。
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