鈴木俊一財務相は24日(日本時間25日)、足元の円高進行について「為替の水準、動きについて財務大臣としてコメントすると、市場に不測の影響を与えるおそれがある。写真は米ワシントンで4月撮影(2024年 ロイター/Ken Cedeno)/>
[リオデジャネイロ 24日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は24日(日本時間25日)、足元の円高進行について「為替の水準、動きについて財務大臣としてコメントすると、市場に不測の影響を与えるおそれがある。コメントは控えたい」と述べた。主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議後、現地で報道陣に語った。
為替を巡り、同行している神田真人財務官は「日常的にG7各国と議論している」と言及。「きょうはアジェンダになく、為替について特段の議論はしていない。日ごろからやっている」と説明した。
G7では、今後も結束してウクライナ支援を継続する重要性を改めて確認し、ロシアの凍結資産の活用などで議論を深めた。
凍結資産活用について、鈴木財務相は「引き続きG7が協調し、積極的に議論を進めていくことを確認した」と述べた。
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