米連邦準備理事会(FRB)が17日発表した6月の鉱工業生産指数は、製造業の生産指数が前月比0.4%上昇と市場予想(0.2%上昇)を上回った。
[ワシントン 17日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が17日発表した6月の鉱工業生産指数は、製造業の生産指数が前月比0.4%上昇と市場予想(0.2%上昇)を上回った。
5月分は前回発表の0.9%上昇から1.0%上昇に上方修正された。
6月の前年同月比は1.1%上昇だった。
第2・四半期では3.4%上昇。第1・四半期は1.3%低下だった。
6月の部門別では自動車・部品は1.6%上昇。5月は横ばいだった。
耐久財は横ばい。自動車・部品、電気機器・家電・部品が上昇したものの、金属製品や雑貨の低下によって相殺された。
非耐久財は0.8%上昇した。
鉱業は0.3%上昇。5月は0.7%低下だった。
公益事業は5月の1.9%上昇に続き2.8%上昇となった。
全体の鉱工業生産は0.6%上昇。5月は0.9%上昇だった。6月の前年同月比は1.6%上昇。第2・四半期は4.3%上昇となった。
設備稼働率は5月の78.3%から78.8%に上昇。ただ1972─2023年の平均を0.9%ポイント下回った。
製造業の設備稼働率は5月の77.6%から77.9%に上昇したが、長期平均を0.4%ポイント下回った。