7月17日 オランダ半導体製造装置メーカーのASMLが17日発表した第2・四半期決算は、純利益と売上高がアナリスト予想を上回った。写真はASMLのロゴで、2023年6月にオランダ・フェルトホーフェンで撮影(2024年 ロイター/Piroschka van de Wouw)/>
Toby Sterling Nathan Vifflin
[アムステルダム 17日 ロイター] - オランダ半導体製造装置メーカーのASMLが17日発表した第2・四半期決算は、純利益と売上高がアナリスト予想を上回った。中国向けの売り上げが伸びた。新規受注も第1・四半期から増加した。
第2・四半期の純利益は16億ユーロ(17億4000万ドル)、売上高は62億ユーロだった。LSEGが集計したアナリスト予想は、純利益が14億1000万ユーロ、売上高が60億4000万ユーロ。
ただ、前年同期の純利益19億4000万ユーロ、売上高69億ユーロは下回った。
新規受注は56億ユーロで、第1・四半期の36億ユーロから増加。その半分程度は、人工知能(AI)やスマートフォン向け半導体製造に不可欠な最先端のEUV(極端紫外線)製品群によるものという。
ビジブル・アルファの集計によると、アナリストは新規受注を50億ユーロ前後と予想していた。