10日、米複合企業ハネウェルは、エア・プロダクツ・アンド・ケミカルズの液化天然ガス(LNG)関連事業を18億1000万ドルで買収すると発表した。スイス・ジュネーブで2016年撮影
[10日 ロイター] - 米複合企業ハネウェルは10日、エア・プロダクツ・アンド・ケミカルズの液化天然ガス(LNG)関連事業を18億1000万ドルで買収すると発表した。
これによりハネウェルは、エア・プロダクツが有する熱交換や極低温装置などの技術を自社のLNG処理部門に加え、LNGを巡り電力事業者やデータセンターなどの最終需要が高まり続けている流れに対応する。
エア・プロダクツの極低温装置や天然ガス液化処理技術は、陸上と海上の双方で使われているほか、熱交換技術も重用されている。
昨年6月にハネウェルの最高経営責任者(CEO)に就任したビマル・カプール氏は、同社の事業構成について「自動化」「未来の航空」「エネルギー移行」を3本柱に掲げており、今回の買収もその取り組みの一環とみられる。
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