皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『節目の5円ブレイクを目指し、下値を切り上げる展開になりそうだ』と述べています。
続けて、『先週発表されたトルコの6月消費者物価指数(CPI)は前年比+71.60%と、予想+72.60%、前回+75.45%をいずれも下回り、伸び率は鈍化した。コアCPIも前年比+71.41%と、予想+73.17%、前回+74.98%を下回った。6月生産者物価指数(PPI)は前年比+50.09%、前回+57.68%を下回った。トルコ国内のインフレ懸念が後退し、リラ円は一時節目の5.0円に上昇した』と伝えています。
ただ、『戻り売りも強く、5.0円は定着しなかった。一方で、トルコ中銀カラハン総裁による「物価高騰と闘う決意。引き続き引き締め的な金融政策を根気強く維持していく」とのタカ派的な発言はリラをサポートした』と解説しています。
陳さんは、『先週は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が広がったこともリラをサポートした。FRBによる利下げ見通しは年2回織り込まれており、今週もこの流れのもと、リラ円は底堅く推移しよう』と考察しています。
トルコリラ円の今週のレンジについては、『4.75円~5.05円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月9日付「トルコリラ円今週の予想(7月8日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
《CS》