米供給管理協会(ISM)が3日に発表した6月の非製造業総合指数は48.8と、5月の53.8から低下し、拡大・縮小の分岐点となる50を下回った。2023年5月撮影(2024年 ロイター/Mike Blake)/>
[ワシントン 3日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が3日に発表した6月の非製造業総合指数は48.8と、5月の53.8から低下し、拡大・縮小の分岐点となる50を下回った。50を下回ったのは今年2回目。2020年5月以来、4年1カ月ぶりの低水準となった。ロイターがまとめた市場予想は52.5だった。
新規受注指数が前月の54.1から47.3に大幅低下し、22年12月以来の低水準となった。2024年第2・四半期の終盤で景気が失速している可能性を示唆した。
事業活動を示す景気指数も49.6と、前月の61.2から低下し、20年5月以来の縮小となった。
非製造業の雇用は引き続き減少した。
価格指数は56.3と、前月の58.1から低下。24年第1・四半期に価格上昇圧力が高まった後、インフレ鈍化の傾向に戻ったことが示された。
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