日銀は1日、日銀当座預金の増減要因と金融調節の6月の実績を発表した。写真は日銀の建物。都内で3月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)/>
Takahiko Wada
[東京 1日 ロイター] - 日銀が1日に発表した日銀当座預金の増減要因と金融調節の6月実績をもとに、6月の国債買い入れ額を試算すると5兆6274億円となった。6月は国債買い入れの減額がなく、買い入れ額は5月の5兆6662億円からほぼ変わらなかった。
金融調節の6月実績で示された国債買い入れ額は6兆0536億円。この数値は決済日ベースで集計しているため、5月31日に実施した合計1兆1372億円の国債買い入れが含まれる一方、6月28日に実施した計7110億円の買い入れは含まれていない。
日銀は6月の金融政策決定会合で、7月の決定会合までは月6兆円程度の買い入れを継続する一方、7月の会合で今後1―2年程度の減額計画を決めることを決定した。
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