中国の検索最大手、百度(バイドゥ)は28日、アップグレード版の人工知能(AI)モデル「文心大模型(アーニー)4.0ターボ」を発表した。写真は百度のロゴ。北京で18年撮影。(2024年 ロイター/Damir Sagolj/File Photo)/>
[北京 28日 ロイター] - 中国の検索最大手、百度(バイドゥ)は28日、アップグレード版の人工知能(AI)モデル「文心大模型(アーニー)4.0ターボ」を発表した。競争が激しい中国のAI市場で地位保全を図る。
百度は2023年10月に「アーニー4.0」を公開。競合に見据えるオープンAIの「GPT─4」と同水準の性能を持つとしていた。
王海峰・最高技術責任者(CTO)が同社イベントで語ったところによると、最新AIモデルはウェブやモバイルアプリを通じて一般利用が可能。開発者はAIプラットフォーム「千帆」を通じて導入できる。
AIチャットボット(自動応答システム)「文心一言(アーニー・ボット)」の利用者が、サービス開始以来3億人に達したとも述べた。
AIエコシステム「パドルパドル」のアップグレードも発表。現在1465万人の開発者をサポートし、37万の企業や機関にサービスを提供しているとした。
いつでも確認することが可能です
WikiStock APP