ソニー傘下の大手レコード会社ソニーミュージック、音楽大手の米ユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)、米ワーナー・ミュージック傘下のワーナーレコードは24日、米人工知能(AI)企業のSuno(米マサチューセッツ州)とUdio(米ニューヨーク州)を連邦裁判所に提訴した。2022年5月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)/>
[24日 ロイター] - ソニー傘下の大手レコード会社ソニーミュージック、音楽大手の米ユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)、米ワーナー・ミュージック傘下のワーナーレコードは24日、米人工知能(AI)企業のSuno(米マサチューセッツ州)とUdio(米ニューヨーク州)を連邦裁判所に提訴した。音楽生成AIシステムの訓練に音源が許可なく使用され、著作権を大きく侵害されたとした。
訴状によると、UdioとSunoは音源を無断でコピーし、人間のアーティストの作品と「直接競合し、陳腐化させ、最終的には人間のアーティストの作品を凌駕する」ような音楽を作るようAIに教え込んだという。
大手レコード3社は、AI2社が無断使用したとされる楽曲1曲につき最高15万ドルの損害賠償命令を下すようを求めている。この訴訟は音楽生成AIに対し提起された初めての訴訟。
AI2社からのコメントは得られていない。
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