ビットコイン現物ETF、今週は9億ドルの純流出/>
アメリカで上場しているビットコイン(BTC)現物ETF(上場投資信託)は6月20日、5日連続の資金流出を記録し、今週に入ってからすでに9億ドル(約1395億円、1ドル=155円換算)以上の損失を出しています。
SoSoValueが追跡したデータによると、11のETFは20日に1億4000万ドル(約217億円)の損失を出し、取引高は11億ドル(約1705億円)だった。1月にETFに転換されて以来、主に流出が続いているグレイスケール(GrayScale)のGBTCが5300万ドル(約82億1500万円)で流出額トップとなり、フィデリティ(Fidelity)のFBTCが5100万ドル(約79億円)で続いた。
ブラックロック(BlackRock)のIBITは、運用資産額で最大のETFだが、100万ドル(約1億5500万円)の純流入で、流入を記録した唯一の商品だった。その他の商品は純流入・純流出のいずれもゼロだった。
このような資金流出は、4月24日から5月2日の取引セッションで12億ドル(約1860億円)の純流出があった4月下旬以来最悪のものだった。当時はその後、資金流入が回復し、6月10日に資金流出が始まるまでの19日間の取引で、40億ドル(約6200億円)以上の資金が流入した。
ビットコインの価格は、ここ数週間、大口保有者による10億ドル(約1550億円)の売却、ドル高、アメリカのテクノロジー株指数の堅調な市場動向により、全般的に下落した。
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