DeFi テクノロジーズ株の下落は「魅力的な買いの機会」:米国ブローカーによるレポート/>
DeFiテクノロジーズ(DEFI)の株は売られすぎの感があり、魅力的な買いの機会となっている、と米国のブローカーであるベンチマーク(Benchmark)は現地時間6月20日、リサーチレポートにおいて繰り返し買いを推奨した。
暗号資産(仮想通貨)の上場取引型金融商品(ETP)を提供するこの企業の株価は、アルトコインの急落や、暗号資産関連のニュースにおける否定的なオピニオン記事を受け、過去数日で急落した。
ベンチマークのアナリスト、マーク・パーマー(Mark Palmer)は、株価が5月初め以降330%以上上昇し、その後2日間でほぼ半値に下がったが、現地時間6月19日の午後にはその下落分をほぼ回復したと書いている。
DeFiテクノロジーズが提供するETPのほとんどはアルトコインに焦点を当てたもので、週初めに起きたこれらトークンの低迷が株価にマイナスの影響を与えた、と同氏は述べる。
今回の下落は、直近の大幅な値上がりを受けてトレーダーが利食いをしたためもあるだろうが、売りは行き過ぎたようで、株価の大幅な値戻しは「魅力的な買いの機会」を提供している、とレポートでは付け加えている。
パルマー氏は同社株の買い推奨および目標株価3カナダドル(約345円、1カナダドル=115円換算)を繰り返し述べた。トレーディングビュー(TradingView)のデータによると、現地時間6月20日の取引開始時に株価は17%も下落し、1.93カナダドル付近まで下げたが、その後2カナダドル付近で反発。
「アルトコイン価格の乱高下は、暗号資産市場の力学を少しでも理解している人なら驚くようなことではない」と同氏は述べ、これらトークンの売りに起因する株価の多少の低迷は理解できると付け加えた。
DeFiテクノロジーズは、コインスナックス(CoinSnacks)が掲載した否定的な記事に対し「誤解を招くような短絡的で歪曲されたレポート」であると反論している。
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