「すかいらーく」「銀だこ」「焼肉きんぐ」…家族みんなで楽しめる優待ゲットの外食祭り！めちゃ安、超お得な「かんたん優待投資術」

　　写真：現代ビジネス/>

　　（文 まる子） こんにちは、株主優待好きの主婦、まる子です。

　　新NISAも開始から半年が過ぎ、一時のお祭り状態から少し落ち着いた気がします。3月に4万円に乗せた日経平均も、3万9000円を挟んでの膠着状態。為替も1ドル155～156円あたりで落ち着いているようです。

　　次の一手を待っているのか、エネルギーを蓄えているのか、半導体関連銘柄などを保有していない私にとっては、ぬるま湯的でここのところ心地の良い相場となっています。

　　私は、狩猟的ではない農耕的な株主優待投資ですが、6月は優待銘柄数もそれほど多い訳ではなく、かといって選べないほど少なくなく、こちらも心地よい銘柄数です。

　　6月といえば、3月権利の株主総会資料や優待が届くころで、郵便処理も大変かと思いますが、ちょっと手を休めて、6月の優待銘柄探して見ませんか。

　　おすすめの6月優待銘柄のいくつかご紹介です。

　　写真：現代ビジネス/>

　　まずは今更ながらの鉄板銘柄。

　　全国に店舗展開をして、誰でも使い易いすかいらーくホールディングス(東プ・3197)。アプリで配信されるクーポンの併用やお釣りの出るジェフグルメカードも使え、何かと便利。ご家族皆さんで使えるのもうれしいですね。

　　日本マクドナルドホールディングス(東ス・2702)の優待も個人株主には圧倒的人気。物価高で物の値段が上昇している現在、バーガー類、サイドメニュー類、ドリンク類と商品と交換してくれる優待は価値が上がっています。

　　期間限定のメニューなどにも使え、どなたかに差し上げても喜ばれる優待。投資額は少し高く、1年以上継続保有の縛りがありますが、保有したい銘柄ですね。

　　鉄板3銘銘柄目はカゴメ(東プ・2811)。こちらも半年以上継続保有となりますが、個人株主に優しい会社。物が届く優待は、開ける時のワクワク感もあります。定番商品から会社の「推し」の商品まで、会社からのギフトはうれしいものです。

　　写真：現代ビジネス/>

　　最近は優待銘柄よりも高配当銘柄の方が人気ですが、優待も配当もの欲張りな方にはこちらをお勧め。

　　讃岐うどんのセットが人気の穴吹興産(東ス・8928)。優待はいくつかの商品から選べますが、私は少し甘いお揚げが付いた冷凍うどんが好きです。今のところ配当利回りも3％を超えているので、優待も配当もどちらも楽しめそうです。配当も安定配当を続けています。

　　スポーツ量販大手のアルペン(東プ・3028)。東京、福岡に続き名古屋でも大型店が開店し、優待も使いやすいと思います。スポーツ用品だけでなくキャンプ用品やアパレルも充実。今年は7月にオリンピックもありますし、来年は東京で世界陸上も開催されます。スポーツ関連銘柄も盛り上がるのではないでしょうか。有利子負債が無い、財務健全なのも、投資には安心材料かもしれません。

　　面白い優待を出しているエプコ(東ス・2311)も高配当。今のところ配当利回りは4％近くあります。優待は当選すると権利約100万円の太陽光発電システムまたは蓄電池無償設置権。必要かどうかは別として、配当だけでも魅力的な銘柄だと思います。

　　写真：現代ビジネス/>

　　外食や自社製品をいただける銘柄も6月は揃っています。

　　小腹が空いた時に食べたくなる築地銀だこ、ホットランド(東プ・3196)の優待も6月。たこ焼きだけでなく、最近はおでん屋たけし等の居酒屋形態の店舗も増え、使いやすくなっています。優待券で年末に発売予定の福袋を買っても良いですね。

　　物語コーポレーション(東プ・3097)は今年の3月に株を3分割。100株優待も金額変わらず継続され、買いやすくなりました。「焼肉きんぐ」や「丸源ラーメン」など、人気店舗で使え、額面も500円なので使いやすいです。全国で1店舗しかない「果実屋珈琲店」のフルーツサンドは絶品ですよ。

　　食品が届く優待もありがたい。一正蒲鉾(東ス・2904)の優待は毎年内容も変わり、お届け時期も選べ、便利。半年以上継続保有が必要ですが、年に1度届くのが楽しみな優待。うなぎもどきの「うな次郎」やお魚のスナックなど、おやつにもおかずにも使えて重宝しています。

　　写真：現代ビジネス/>

　　キャッシュレスの流れは優待にも。

　　CARTA HOLDINGS(東プ・3688)の優待はデジタルギフト。PayPayボーナスやAmazonギフト券、Apple Gift Card、Google Play ギフトコードなど、いろいろなデジタルギフトに交換でき、とても便利。配当利回りも3％を超えているので、高配当銘柄としても注目しています。

　　「ドン・キホーテ」や「アピタ」を運営しているパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東プ・7532)の優待も使い勝手がよくて便利。専用アプリにポイントの電子マネーが入金されます。クーポンなども多く発行され、店舗が近くにある方は使いやすい優待だと思います。

　　絵の才能がない私には宝の持ち腐れですが、セルシス(東ス・3663)の優待はイラスト・マンガ・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」が半年使える権利。年に2回の優待なので、継続保有すればずっと使えます。2025年6月以降は200株からになるので、今のうちにお試ししておくもの良いかと思います。

　　他にも6月に新規優待を発表したオカムラ食品工業(東ス・2938)は自社で養殖あるいは加工した食品(おおむね5000円相当)、デュアルタップ(東ス・3469)はクオカード4000円など、まだまだ株主優待も面白い銘柄がたくさんあります。

　　6月の優待銘柄は約120銘柄と、一つ一つチェックしてもそんなに大変ではないかと思います。

　　ご予算や使いやすさ、好みや配当の有無など考えて、「推し」の銘柄探して、優待投資を楽しんでみてください。

　　さらに連載記事「最安値1800円の投資でもらえる優待の中身がすごかった…！ めちゃ安で超お得、「安心、カンタンの少額優待投資」の醍醐味を教えます！」でも、お得な優待について紹介していますので、ぜひ参考になさってください。