欧州での政治不透明感、ユーロ売りとともに円買いの動き=ロンドン為替
週明けのロンドン市場は、欧州での政治不透明感が広がるなかで、ユーロ売りとともに円買いの動きが優勢。ユーロドルはロンドン朝方に1.0748レベルまで安値を広げたあとは、1.0760台に下げ渋るなど下げ一服。ただ、足元では再び1.0750台に軟化している。ユーロ円は軟調、安値を168.65レベルへと広げている。クロス円が全般に上値重く推移するなかで、ドル円も上値を抑えられ、156.80近辺へと軟化している。東京市場での上昇を消す動きとなっている。
米10年債利回りは4.44%付近から4.465%付近での振幅。欧州株は全面安商状となっており、特に仏CAC指数が1.9%安と下げ幅が目立っている。週末の欧州議会選では独仏の与党勢力が後退、極右勢力が台頭した。これを受けて、マクロン仏大統領は国民議会を解散、選挙実施を表明している。
USD/JPY 156.82 EUR/JPY 168.70 EUR/USD 1.0758
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