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【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ ヒット製品を擁する"強者企業"で正面突破!

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2024-06-09 08:30

「ヒット製品を擁する“強者企業”で正面突破!」●市場の声が教えてくれるもの米国の5月雇用統計は、皆さんがこの記...

  株式アドバイザー 北浜流一郎/>

  「ヒット製品を擁する“強者企業”で正面突破!」

  ●市場の声が教えてくれるもの

  米国の5月雇用統計は、皆さんがこの記事がご覧になっている時にはすでに発表されているはずだ。予想は非農業部門の雇用者数が19万人前後増加するだろう、だった。4月は17.5万人増だったので、19万人増程度ならマイナス材料にはならず、米国、そして東京市場も上昇しておかしくはない。もちろん、驚くほどの増加、たとえば25万人増もなくはない。その場合は当然のごとく株式市場は売られてしまうだろうが、いまは統計の内容と市場の反応を待ちたい。

  それにしても毎回のことながら、米国の雇用統計には困惑させられる。経済の専門家やアナリストたちの予想は外れることが多いからだ。そのため、市場予想にとらわれずに、結果を待つほかはなく、私は今回もそうしている。現在の米国市場の関心事はただ一つ。金利がいつ頃下がり始めるのか。これであり、雇用統計もそれに関わる要因となるため気にせざるを得ないのだが、ここで改めて記憶を蘇らせたいのは、「市場のことは市場に聞け」という投資格言だ。前述したように、確かに雇用統計は無視できないが、株式市場は足もとで米国、東京市場ともに堅調そのものの動きになっている。

  特にそれが際立つのは、 S&P500だ。NYダウよりもリアルに米国市場の動向を教えてくれるこの指標は、史上最高値を更新中だ。これを市場の声とするなら、「米国市場は強い。だから上昇している。もっと上がるよ」と聞こえる。

  では、東京市場はどうか。日経平均株価よりTOPIXがよりリアルに東京市場の現状を教えてくれるので同指標を見ると、ここ4営業日は失速中ながら、4月19日に安値を付けたあと回復に転じ、いまも上向きのトレンドをキープしている。S&P500の圧倒的な上昇力に比べると見劣りがするどころではないものの、東京市場なりの回復力は保っていることになる。

  しかも、幸いなことに自動車の認証不正問題が発覚したにもかかわらず、立ち入り検査を受けたり、今後受ける可能性があるトヨタ自動車

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