WikiStock
日本語
ダウンロード
トップページ-ニュース-

欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米インフレ鈍化や日本の介入観測で

iconYAHOO·JAPAN

2024-06-28 16:25

下記の通り修正します。(誤) (正) 28日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米引き締め長期化観測でドル買い先行の見通し。ただ、米インフレ鈍化が予想され、ドルの一段の上昇は抑制されよう。また、日本の為替介入観測がドルの下押し要因と...

  下記の通り修正します。(誤) (正) 28日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米引き締め長期化観測でドル買い先行の見通し。ただ、米インフレ鈍化が予想され、ドルの一段の上昇は抑制されよう。また、日本の為替介入観測がドルの下押し要因となりそうだ。

  前日発表された米1-3月期国内総生産(GDP)確定値は小幅に上方修正されたが、個人消費の鈍化が鮮明になり、金利安・ドル安の展開に。ユーロ・ドルは1.0720ドル台に浮上、ドル・円は160円80銭台に強含んだ後は上げ渋り。本日アジア市場で米10年債利回りの上昇を受けドル買い優勢となり、ドル・円は160円半ばから一時161円20銭台まで値を上げた。神田財務官の退任などによる円売りもドル高を支援した。

  この後の海外市場は今晩発表の米インフレ指標が注目される。PCE価格指数は前年比+2.6%と、前回から下回る公算。インフレ率の鈍化により連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が広がれば、金利安・ドル安に振れやすい。一方、30日のフランス議会選に向け右派勢力の躍進が警戒され、財政不安を背景としたユーロ売りに振れればドルは下げづらい。ただ、日本の介入が警戒され、ドルの下押し要因となりそうだ。

  【今日の欧米市場の予定】

  ・19:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁基調講演(パリ)

  ・21:00 南ア・5月貿易収支(4月:+105億ランド)

  ・21:30 米・5月個人所得(前月比予想:+0.4%、4月:+0.3%)

  ・21:30 米・5月個人消費支出(PCE)(前月比予想:+0.3%、4月:+0.2%)

  ・21:30 米・5月コアPCE価格指数(前年比予想:+2.6%、4月:+2.8%)

  ・22:45 米・6月シカゴ購買部協会景気指数(予想:40.0、5月:35.4)

  ・23:00 米・6月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値(予想:66.0、速報値:65.6)

  ・01:00 ボウマン米FRB理事対話会参加

  ・01:40 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁討論会参加

  《CS》

免責事項:このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。