マトリックス法によるテクニカル分析(2024/6/28)底値を固めた?まだ下がる?【楽天ウォレット】/>
本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
総合評点は1.7。前回「5月からの上昇の半値押しと一目の雲の下限が重なる1000万円は強めのサポート」だが「このレンジ(1000~1040万円)はBTCには狭すぎる印象で、特に1000万円は、仮に下方向に抜けた場合は900万円まで見えてくる」と申し上げたが、結局、最終防衛線1000万円を下抜けると930万円台まで急落。
そこから反発するも1000万円のサポートがレジスタンスとなっている。これを抜けても半値戻しの1030万円、ダブルトップのネックライン1040万円とレジスタンス多い。
まだ底を固めたとは言い難く、どちらかと言えば、もう一度、底値を確認しに行きそう。
なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSDのチャートはこちらご参照ください(リンク先はTradingView社のサイトです)。
前回、「当面は1000万円~1040万円の狭いレンジでの取引となりそうだが、BTCにしてはレンジが狭すぎる印象で早晩どちらかに抜けて来そうだ。」と申し上げたが、案の定、1000万円を割り込むと930万円台まで急落した。その後、反発するもサポートだった1000万円がレジスタンスとなっている。
少なくともこの1000万円、できれば半値戻しとなる1030万円、理想を言えばダブルトップのネックライン1040万円をクリアしないと底を固めたとは言い難いか。下降チャネルの上限が迫っており、跳ね返されて880万円トライ方向に向かうか、上抜けて1030万円トライ方向に向かうか、週末から来週にかけて分岐点を迎える。
まだ、どちらかと言えば、もう一度、底値を確かめに行くようにも見える。下にに抜けていく可能性が高いか。
評点:2
デッドクロス発生、両線下向き。200MAが横たわる880万円が強いサポート。
評点:1
1000万円近辺の雲の下限を下抜け3役逆転の売りサイン点灯。サポートだった1000万円がレジスタンスとなっている。
評点:1
下向きのバンドウォーク継続。バンドウォークは解消しかけている様にも見えるが、下向きのトレンドは続いている。
評点:2
デッドクロス発生、両線とも下向き。
評点:1
急落時に一時30を割れ。セオリー通り反発した結果、売られ過ぎサイン解消で方向感なし。
評点:3
※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。※この記事では、投資判断の参考のための情報提供を行っておりますが、銘柄推奨や投資活動の勧誘を目的としておりません。また、楽天ウォレットとしても投資勧誘や断定的な予測をおこなうものではありません。※発信された情報に将来の予想が含まれることがありますが、発信者個人の見解であり、またその正確性、信頼性を保証するものではありません。投資の最終判断は、ご自身で行っていただきますようお願い致します。
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