6月26日 市場調査グループGfKとニュルンベルク市場判断研究所(NIM)がまとめた7月の独消費者信頼感指数は、マイナス21.8と予想外に悪化し、4カ月連続の上昇に終止符を打った。写真は2014年9月、ベルリンで撮影(2024年 ロイター/Thomas Peter/)/>
[ベルリン 26日 ロイター] - 市場調査グループGfKとニュルンベルク市場判断研究所(NIM)がまとめた7月の独消費者信頼感指数は、マイナス21.8と予想外に悪化し、4カ月連続の上昇に終止符を打った。
6月はマイナス21.0、ロイターがまとめたアナリスト予想はマイナス18.9だった。
NIMの消費者アナリスト、ロルフ・ビュルクル氏は「消費者心理の最近の上昇トレンドの中断は、消費低迷からの脱却が困難であり、常に後退する可能性があることを示している」と述べた。
所得と景気先行きに対する期待を示す指数は低下し、購買意欲を示す指数は低水準にとどまった。既に高水準にある貯蓄意欲を示す指数は、小幅上昇した。
ビュルクル氏は「ドイツの5月インフレ率がわずかに上昇したことで、消費者の間に再び不確実性が高まっていることは明らかだ。そうした状況は貯蓄意欲の高まりにも反映されている」と述べた。
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